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1- レス

【蟹座に】キャプテン岩見25【栄光あれ】


[931]キャプテン岩見:2012/03/31(土) 01:25:41 ID:oXILV6Us
岩見(QBめ……やっぱりあいつは生きてはいけない存在だ)

ほむら「これでわかったでしょう。魔法少女になるというのはたった1つの願いと引き換えに
   全てを捨てるということなの。そしてこれが私たちの敵ワルプルギスの夜。」

3人がかりでも返り討ちにあってしまうほどの強さを持つのがこのワルプルギスの夜だ。
岩見たちはこれを倒さないといけない。

この後どうしますか?

A次のループへと向かう
Bほむらに眼鏡をかけてもらおう 省8

[932]森崎名無しさん:2012/03/31(土) 01:52:56 ID:xT1bmFmg
C

[933]森崎名無しさん:2012/03/31(土) 01:53:56 ID:oXqLeFHE


[934]キャプテン岩見:2012/04/01(日) 00:33:48 ID:10CxPcIA
Cマミのソウルジェムの濁りを取り除いておこう

岩見「念のためにマミのソウルジェムの濁りを取っておこうか。」

先ほどのまどかのように苦しんで魔女化するわけにはいかない。
念のためにマミのソウルジェムの濁りを取っておくことにした。
グリーフシードの予備は何個も持っているらしいので、大丈夫そうだろう。

ほむら「私が蓄えてあるわ。これを使いなさい。」

マミ「ありがとう。あんな風になるわけにはいかないものね」

これから精神的にきつい場面が増えてくるだろう。 省7

[935]キャプテン岩見:2012/04/01(日) 00:43:16 ID:10CxPcIA
-----3ループ目の世界-----

ほむら「伝えなきゃ……みんなキュゥべえに騙されてる!」

またいつもの病院で目覚めたほむら。
時間遡行したおかげで、日時は戻っていた。
先のループで知った魔法少女の真実。
これを伝えなければいけない。ほむらはそう確信していた。

だが現実はそう甘くなかった。

さやか「あのさあ、キュウべえがそんな嘘ついて、一体何の得があるわけ?」

ほむら「それは…」

さやか「私達に妙な事吹き込んで仲間割れでもさせたいの? 省17

[936]キャプテン岩見:2012/04/01(日) 00:47:11 ID:10CxPcIA
さやか「はあ、どっちにしろ私この子とチーム組むの反対だわ。
    まどかやマミさんは飛び道具だから平気だろうけど、いきなり目の前で爆発とか、ちょっと勘弁して欲しいんだよね。
    何度巻き込まれそうになった事か」

この時期のほむらの武器は爆弾だった。ゴルフクラブでは戦力になることもできず
自家製の爆弾で魔女を葬ってきたからである。前の時間軸でまどかと共に考えた彼女の戦い方だった

マミ「暁美さんには、爆弾以外の武器ってないのかしら?」
省20

[937]キャプテン岩見:2012/04/01(日) 00:57:52 ID:10CxPcIA
これで十分な火力を手にすることができ、爆弾以外の攻撃方法を手に入れたのである。

だがこの後、ほむらが危惧していたことが起こってしまった。
さやかの魔女化である。魔法少女の身体の秘密を知らされ、友人である仁美が上条恭介のこと
を好きであると知った彼女は、ネガティブになっていき、ソウルジェムを汚していったのだ。
魔法少女は希望を力に変える反面、不の感情を溜め込むと、ソウルジェムを濁していくのだ。

ほむらがさやかを魔法少女に向いていないというのはこれが原因である。 省28

[938]キャプテン岩見:2012/04/01(日) 01:03:19 ID:10CxPcIA
杏子「さやか…。チクショウッ…。こんなことって…」

まどか「ひどいよ…こんなのあんまりだよ…」

さやかだった魔女を倒したことで、全員悲しみに暮れていた。
そして魔法少女の真実を知ることになったのだ。

その真実に耐えられない者が一人出てしまった。
それはマミだった。

ほむら「はっ!?巴さん!?」

ほむらをリボンで雁字搦めにし、杏子のソウルジェムをマミが撃ち抜いた。
彼女の精神が耐えられなかったのだ。
省18

[939]キャプテン岩見:2012/04/01(日) 01:09:37 ID:10CxPcIA
まどか「嫌だぁ〜…もう嫌だよ、こんなの…」

ほむら「大丈夫だよ。二人で頑張ろ?一緒にワルプルギスの夜を倒そう?

まどか「うん…」

残ったのはまどかとほむらの2人だけだった。
悲しみに暮れている時間は2人には残ってない。最大の敵、ワルプルギスの夜が待っているからである。

2人はワルプルギスの夜と戦ったが、ソウルジェムの濁りは限界に近づいていた。

まどか「私たちも、もうおしまいだね」

ほむら「グリーフシードは?」
省28

[940]キャプテン岩見:2012/04/01(日) 01:13:40 ID:10CxPcIA
ほむら「そんな…!何で私に!?」

まどか「私にはできなくて、ほむらちゃんにできること、お願いしたいから
    ほむらちゃん、過去に戻れるんだよね?こんな終わり方にならないように、歴史を変えられるって、言ってたよね」

ほむら「うん……」

何度やっても倒れてしまうまどかを救うためにほむらは時間遡行を繰り返した。
だが、今回も無理だったのだ

まどか「キュゥべえに騙される前のバカな私を、助けてあげてくれないかな?」
省27

[941]キャプテン岩見:2012/04/01(日) 01:19:17 ID:10CxPcIA
ほむら「うん……」

まどか「私、魔女にはなりたくない。嫌なことも、悲しいこともあったけど、守りたいものだって、たくさん、この世界にはあったから」

まどかの最後の願いは、魔女になる前に殺してくれというものだ。
みんなを苦しめる魔女になるのではなく、魔法少女のまま死にたいということだ。

ほむら「まどか……!!」

まどか「ほむらちゃん、やっと名前で呼んでくれたね。嬉しい……な」

苦しみながらもまどかは言葉を捻り出していた。 省28


0ch BBS 2007-01-24