【祐一の】もうひとつの物語２【憂鬱】

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【祐一の】もうひとつの物語２【憂鬱】

[502]もうひとつの物語　 ◆Etq65eJh4c ：2012/03/25(日) 20:53:22 ID:6MuwpFvk
シュートコースのずれたドラゴントルネードはゴールの遥か後方へ飛んでいく。

豪炎寺はチッ…と舌打ちしながら着地するが、対して染岡はボールの行方を追うわけでもなく俯いている。

ゴール前に詰めていた祐一は、それを見て染岡が限界寸前で有ることを察する。

祐一「（FWの一角である染岡がばて…
　　　　MFの数で不利なのに俺もそう残り体力は少ない…
　　　　相手のゴールキックからスタートで、残り時間は後１０分前後だろうか…）」

祐一も肩で息をしているのをみて、岩見が声をかけてくる。

岩見「祐一、立て続けに攻撃のチャンスを潰されてこちらの士気は決して高くはない。
　　　何が問題かっていえば、こちらのシュートがあっちのGKまで届いてないってことだ。
　　　石崎だってそうバテてない。生半可な攻撃じゃあっさりつぶされるのがオチだ。」

二人の会話に半田と宍戸も入ってくる。

半田「なら大きな作戦としては２つ、だな。
　　　　あえて全員後ろに引いてあちらのラインを上げに上げる。そこでカウンターを仕掛けるか…」
宍戸「速攻でボールを奪って、相手の陣形をかき乱すか…って所っすね」

前次写

0ch BBS 2007-01-24