【祐一の】もうひとつの物語２【憂鬱】

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【祐一の】もうひとつの物語２【憂鬱】

[636]もうひとつの物語　 ◆Etq65eJh4c ：2012/04/01(日) 22:07:42 ID:wbzDM00w
円堂はその翼の問に答えることが出来ず、目を伏せる。

豪炎寺「気づいているんだろ？
　　　　　ゴッドハンドを使わずとも、シュートは取れると判断した。
　　　　　ただそれだけのはずだ。隠しているつもりはさらさらない」

石崎がなにこのッ！！っといきり立つが岩見が後ろからそれを抑える。
一方、翼は…

翼「この借りは貸しておくよ…雷門中の皆さん。
　　今度あった時は、そっちの全力を…全力をもって上回ってみせる。必ずだ」

円堂「確かに、甘く見ていた気持ちがなかったとは言えない…
　　　　再戦の約束、たしかに受け取った！
　　　　全国大会の舞台で…正々堂々、勝負しようぜ！」

お互いに言いたいことを言えてすっきりしたのか、両者顔が少し明るくなる。
それに続けて、周囲の人間もほっと胸を下ろす。

翼「…もう、日が暮れるな。
　　保健室の祐一や井沢を連れて帰りたいんだが…」

円堂「あぁ、来た時みたいに古株さんが送って行ってくれる。
　　　出発にはちょっと時間がかかるけど、バスに乗って待っててくれ。」

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0ch BBS 2007-01-24