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【この借りは】Another-CU_1【必ず返す】
[116]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2012/01/31(火) 10:16:49 ID:???
マウリシオ(ラボーナ…!)
バビントン「パス!?」
2人とも思わず視線を上、そして後方へとやってしまった。
しかしそこにはボールの影も形もなく…慌てて視線を戻した時にはネイの姿も消えていた。
バビントン(……!)
マウリシオ「な、なんで……!」
チャーリー「さあパルメイラスのトリックスター<tァビオ・デルネイ・フロレンシオがまた魅せた!
呆然と抜かれるだけのバビントンくんとマウリシオくん、大丈夫か!?」
「いいぞー!」「キャー、ネイーー!」「素敵、抱いて!」「バビ様も美しいけどやっぱりネイよねっ!!」
バンビーノ(あ、あの男…!)
スタンドのバンビーノには見えていた。
右足のラボーナでパスに行くと思われたネイだが、そのラボーナを転がるボールを止める≠セけでストップしたのを。
そして動きを止めず、着地した右足を軸にして左足を半歩戻すと、悠然と真っ直ぐなドリブルで通り抜けて見せたのを。
外野から見れば、それは確かに巧みな連続ボールタッチに過ぎないかも知れない。
バンビーノ(だがもし、今のを目の前でやられたとしたら……
まるでボールも奴も消えた様に感じてしまうかも分からない!)
自身も優秀なドリブラーであるバンビーノには、今のドリブルの恐ろしさを推量出来た。
そしてその使い手ネイ・フロレンシオはドリブルでグングンと上がっていき…DFの守備ゾーンへと到達する。
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