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【この借りは】Another-CU_1【必ず返す】
[142]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2012/02/01(水) 15:58:59 ID:???
前半最後という比較的リスクの少ないタイミングで、確率の低いギャンブルをかましたのだと…
バンビーノが直感的に抱いた感想は、シュートの轟音によって瞬時に吹き飛ばされた。
ゴールネットをボールが突き破る未来図が、彼の頭に描かれる…
しかし敵をひれ伏せ直進を続けるこのボールを恐れる事なく、ダッシュの勢いをつけて飛び込む影があった。
アレクセイ「いつまでも決めさせるかよっ!!!!」 グワァッッ
ドガガァッ!!!
チャーリー「と、止まったーーーー!!!」
森崎「へっ…ティアーゴの野郎、俺の見せ場を奪いやがって。」
バンビーノが垣間見た未来図を引き裂いたのは森崎ではなかった。
ブラジル最強DFの名も高いティアーゴ・アレクセイ…。
翼と対した時の1対1の強さに留まらず、シュートに対するブロックの強さも結果で示した。
バンビーノ「と、止められたか…そう、だよな。 当然だ、当然だけど…。」
「すげー、すげーぜティアーゴ!!!」「よくやった!!!」「このまま倒してやれー!!」
「くっそー、前はこれが決まったのに…」「パルメイラスが何でこんなに強くなった!?」
『キックオフシュートなんて決まる筈が無い』と常識で考えるバンビーノ。
しかしサポーターの声は、決まってもおかしくないシュートである事を間接的に伝えて来る。
そして、それを止めたアレクセイとやらの凄さも同時に理解せざるを得ない。
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