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1- レス

【この借りは】Another-CU_1【必ず返す】


[169]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/02/07(火) 18:23:02 ID:???

意味は不明であるが、ともかくとしてパルメイラスの攻撃は通じる気配を見せない。
このまま流れはサンパウロへの一方通行になるかと思われた…
…が、その流れが変わったのは、後半29分のこの場面からである。

ペペ「今度こそってやつだっ!!」 ザシュッ
ブランコ「げぇっ、また…!!」

アレクセイ(クッ!)

何度目か判らないペペのサイド突破が、ブランコの甘い守備を再び振り切りつつあった。
これに対して痺れを切らしたアレクセイがペペに向かおうとする。 しかし…

森崎「行くなティアーゴ、中が空く!! それに…」
アレクセイ「!」

ゴール前の守備が手薄になる事も当然の理由にはなるだろう。
だが森崎がここでティアーゴを窘めたのは、もう一つの理由の方が大きかった。

森崎「いい加減、テメーのケツはテメーで拭かせろ! なあ! 見せてみろよオルテガァッ!!!」
ブランコ「!!」

パルメイラスの守備の柱は森崎とアレクセイであり、他のDF等は二人に比べれは大分劣る…それはいい。
だが頼りになる存在である二人を最初から当てにし、自らのプレイを縮み込ませているようでは困るのだ。
たとえ一歩二歩劣っていようが、必死なプレイはチームを一つの目的へと向かわせる。
全員が必死になる事がチームを一体し…そう、グルーブ感のような物をもたらし、それが大きな勢いとなる。
故にこそ、闘いの中においては味方に対しても甘さを排さなければならない。


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