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1- レス

【この借りは】Another-CU_1【必ず返す】


[241]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/02/14(火) 15:56:31 ID:???

バンビーノ(ストラットを信頼していて、オレの事をも信じてくれるという事なのか…)

キャプテンとして同席している以上、その中の事は彼が責任を持つという事に等しい。
内心で感謝の言葉を呟きながら、バンビーノは大空翼の度量の深さを心に刻みつける事となった。


30分後、バンビーノはサンパウロの練習用グラウンドにてストラットと相対していた。
持参のトレーニングウェアに身を包み、アップも十ニ分に済ませている。
後は互いに心の準備を終えるだけだ。

ピッチの外ではサンパウロ・ジュニオールのメンバーが揃って見物に押し掛けていた。
その中には当然、大空翼の姿もある。 この騒動を見逃してくれた彼に、当然ながら恩を感じるところ。
ファウルや、ましてや怪我など決して起こしてはならないと、バンビーノは自分に言い聞かせる。

ストラット「バンビーノ、準備は?」

バンビーノ「ああ、十分だ。」

ストラット「勝負方法は…1対1か?」

バンビーノ「そうだな。 …オレの得意分野で悪いが、それくらいは三年分の貸しと思ってくれよ。」

ストラット「ああ、勿論だとも。」

バンビーノは自分の心に高揚が在る事に気が付いていた。
恐らく自分はこの日が来るのを待ち望んでいたのである。
そしてそれはストラットにとっても同様であるのだろう。
彼の表情には晴れ間が射している…恐らく何年振りかと言いたくなる程の明るさで。


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0ch BBS 2007-01-24