※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【この借りは】Another-CU_1【必ず返す】


[418]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/02/21(火) 20:28:29 ID:???

皆が練習に精を出す中、コーチ役でもある三杉は機を見ては足を止め、各選手の動きを確認する必要があったが…
彼は特に、新規参入した2名の選手の事を観る事が殊更に多くなっていた。

三杉(ミハエル…動作のキレは取り戻しつつあるようだな、皆の動きに十分ついていけている。
    けれどボールを蹴る事については…キックにしてもタッチにしても、時間がかかりそうだ…。)

ミハエル・ドノヴァンは前シーズンではユヴェントス・プリマヴェーラに所属していた選手だ。
敵視、熱闘、怪我、解雇、説得……彼は三杉との間に深い因果・絆を創り上げており、フィオレンティーナの消滅や
セリエC2落ちを全く意に介する事なく入団希望したという経緯がある。
ユーベ時代から考えれば、よろめくフェイントを失ったばかりかキック全般の感覚を鈍くしており…
それでもヴィオラに参加してからの練習の日々で、瞬発力や持久力の面ではかつての力を戻しかけている物の…
核心を突いてしまうと、バンビーノの穴を埋めるには力が大きく不足していると言わざるを得ない状態だ。

三杉(マーク・オワイラン…彼はまだまだ完成まで遠い。
    正直言って、中山が抜けた穴の大きさを強く意識させられてしまうな…。)

マーク・オワイランはフロントの推薦で加入した選手である。
それ以前に三杉はフロントの薦めで彼の実力を量っており、評価の難しい選手という感想を持っていた。
その主原因は、彼が元プロ選手の弟子であり、サッカーチームに正式所属した経験がないという点に尽きる。
センス、創造性、向学心に優れるのは良いが、経験が絶対的に不足しているというビハインドが余りに大きい。
正直言って即戦力という点では厳しい物に感じられて仕方がなかった。


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24