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【風神少女VS】キャプテン霊夢18【韋駄天兎】
[992]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ
:2012/04/08(日) 20:31:36 ID:???
(心視点でお送りさせて頂きます)
3月12日。バレンタインデーから約一カ月が過ぎ、
ホワイトデーというイベントが二日後に迫ったある日の事。
博麗神社の一室に、私達は集合していた。
ウサギC「という訳で、これから明後日に向けての作戦会議を始めるぞ!」
ウサギB「あれー?でもいまってもうしがつすぎ……」
心「ウサギBちゃん、それ以上言っちゃ駄目!」
ウサギB「え、なんでー?だってもうさくらがさい……」
鼎「せいっ!」
ドゴォッ!
省17
[993]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ
:2012/04/08(日) 20:33:04 ID:???
ウサギC「……えーと、とりあえず、作戦会議を続けるよ!
キャプテンにホワイトデーの贈り物をするって話まではしたと思うけど……。
問題は何を贈れば良いかなんだよね……」
そう。今私達が悩んでいるのは、ホワイトデーに何をすれば良いか、という事である。
バレンタインにキャプテンが私達全員にチョコレートをくれた。
あの時は嬉しくて舞い上がってしまっていたが、もらった以上はきちんとお礼をしたい。
省33
[994]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ
:2012/04/08(日) 20:35:00 ID:???
ウサギAちゃんの提案に希ちゃんが挙げたのは鈴仙様。確かに鈴仙様は家事全般を得意としている。
誤解のないように言っておくと、永遠亭の家事を鈴仙様が一手に担っている訳ではなく、
基本的に当番制であり、日ごとに炊事や選択等を分割して行っている。
焔「そだね。鈴仙様、料理とか得意だし……」
ウサギA「鈴仙様なら頼めば色々教えてくれるかも!」
ガタッ!
鼎「だ、駄目だよ!」
他の友達が賛成の意を示す中、大きな声で否定の声を上げたのは鼎ちゃん。
省29
[995]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ
:2012/04/08(日) 20:36:51 ID:???
しかし、鼎ちゃんは赤い顔のままブンブンと首を横に振る。
鼎「い、いいの!私がいつもお世話になってる御礼をしたいんだから!」
……まあつまり、驚かせたいから鈴仙様には相談したくない、という事らしい。
私達は本来鈴仙様と話す機会はそれ程多くないのだが、鼎ちゃんだけは
鈴仙様に格闘術を習っているらしく、一緒にいる時間も多かったようだ。
希「じゃあ鈴仙様はやめておくとして、誰に相談すれば良いんだろう?」
省36
[996]森崎名無しさん:2012/04/08(日) 20:38:18 ID:???
★ウサギ達に救世主現る?→
クラブ3
★
クラブA待てw
[997]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ
:2012/04/18(水) 01:52:32 ID:???
★ウサギ達に救世主現る?→ クラブ3 ★
クラブ→ウサギB「さなえさんはー?」 心「ピクッ」
ウサギB「あ、さなえさんはー?」
心「ピクッ」
ウサギC「あ、早苗さんだったら確かに良いかも。料理も上手だし、お菓子とかも作れそうだし」
焔「そうだね、私も賛成」
希「早苗さんの料理、おいしいもんね!」
ウサギBちゃんの言葉に皆が賛成の意を示す。確かに早苗さんは料理が上手だ。
省32
[998]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ
:2012/04/18(水) 01:53:39 ID:???
とは言え、私の個人的な感情だけで反対する訳にもいかず、
とりあえず私達は早苗さんの所に行ってみる事にする。
早苗「ふふ、霊夢さんも人気者ですね。分かりました、私で良ければお手伝いさせて頂きますよ。
台所のお掃除をしていた早苗さんにウサギCちゃんが事情を話して頼んでみたところ、
早苗さんは二つ返事で了承してくれた。やっぱり良い人だ。
早苗「それで、何を教えれば宜しいのでしょうか?」
鼎「実はそれすら決まってなかったり……」
省38
[999]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ
:2012/04/18(水) 01:55:16 ID:???
早苗「では、ここからは皆さんに作ってもらいますね。大丈夫です、何をすれば良いかは教えてあげますし、
難しいと思ったら聞いてお手伝いしますから」
早苗さんの指示に従い、皆でクッキー作りの作業を行っていく。
とは言っても、本当にこれで良いのだろうか、というくらい簡単なものだ。
ステンレス製のボウルにバターを溶かして、そこに早苗さんの作ったタネを入れてかき混ぜる。
それを何回かに分けて繰り返し、まとまってきたらまな板の上でそれを適当な厚さに伸ばしていく。
省47
[1000]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ
:2012/04/18(水) 01:58:11 ID:???
早苗「心さん」
心「は、はい?」
早苗「……お互い頑張りましょうね。私は負けるつもりはないですよ?」
悪戯っぽく笑いながら言う早苗さんに思わず固まってしまう。どうやらお見通しらしい。
多分、私が抱えている微妙な気持ちにも早苗さんは気付いているのかもしれない。
でもその言葉を聞いて、何故か私は心が軽くなるのを感じた。
早苗さんはチャンスをくれると言っているのだ。ならば、受けて立つのみ!
心「……はい!私も負けませんよ!」
省41
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0ch BBS 2007-01-24