※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【体は酒で】キャプテン霧雨86【できていた】


[539]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2012/02/13(月) 21:14:42 ID:???
勇儀「……ああ、酒が美味い」

全力で己が切り札に立ち向かった守矢の選手たちに、勇儀は満足げな息を漏らす。
彼女にとってシュートの成否は二の次。
相手がどこまで本気で己に立ち向かってくるか、それこそが第一であった。
そう言った観点から見れば、今の守矢には満点を超えて点数を付けてやりたい気持ちであった。

肖「……ハァ、ハァ…あれをCKで撃たれたらどうなっちゃうんだ……」

麟「いかな君とは言えど、あのシュートを万全に撃たれては、さすがに相手が悪いだろうね」

肖「そんなことはどうでもいい!ああ、あんなものが跳ね返せたらどれだけ素晴らしい龍が…」

麟「…やれやれ」

前半、勇儀の実力に懐疑的であった肖は、今のプレイに傍目から危険なほどに興奮していた。
今のシュートは彼をしてそこまでさせるほどのものであったのだ。

霊夢「……あんた、知ってた?」

慧音「星熊 勇儀の切り札がとんでもないものであるということぐらいは。
    何せうちじゃ白虎のエキシビションなんて夢のまた夢だったからな…見るのは初めてだ。
    だが…脚色抜きにとんでもないシュートだ……」

霊夢「こりゃ…地底杯は荒れた展開になるかもしれないわね……」

守矢の優勢を予想していた観戦者たちは、予想以上の地底の戦力に唸っていた。
見下ろすフィールド。あれほどのシュートを放ったにも関わらず、ゴール前に立つ勇儀は涼しい顔だった。
残る時間で、彼女が力尽きるほどにシュートを撃つこと…それは守矢の敗北となる状況だろう。


0ch BBS 2007-01-24