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【体は酒で】キャプテン霧雨86【できていた】
[715]キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o
:2012/02/16(木) 01:39:30 ID:???
周囲の目のほとんどは、サルバトーレを咎めるようなものだったが…。
彼はそれに気づかなかった。
早苗の発した言葉に、それほど衝撃を受けていたのである。
サルバトーレ「(ま、まさか…サナエ、今日が……ヴァン・アレン帯デーって知って…!?
そういうことかよ…!俺たち全員ここで亡き者にするつもりだったのか!)
こ、こんなところにいられるか!!俺は出ていくぜ!!」
ダッ!!
(7)金木「あっ、おい!?」
命を狙われていると知るや否や、サルバトーレは我先にと逃げ出した。
実に生粋のヘタレである。
そして、彼の考えはわからずとも、その行動で大いに評価を下げていた守矢の面々。
彼らはサルバトーレに呆れた視線を向けるだけで、追うことはしないのであった。
………
―人里
サルバトーレ「はァ……殺されるところだった…」
妖怪の山を駆け下り、気付けば里へと出ていた。
サルバトーレ「ああちきしょう…なんだってこんなことになっちまったんだ……」
独り言を呟き、昔の事を思い出す。
僅かな期間とはいえ、一緒にサッカーをした仲間ではないか。
甘い感傷を抜きにしたって、殺されるほどの事をしただろうか…?
サルバトーレ「(訳がわからねえよ…)」
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0ch BBS 2007-01-24