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【皇帝の】キャプテンシュナイダー【旅立】
[98]キャプテンシュナイダー ◆qCBE.dL1QQ
:2012/02/05(日) 15:46:09 ID:???
次藤はシュナイダーに出会って以来、密かな対抗心を燃やしていた。
きっと誰も覚えていないだろう。パリ国際Jrユース大会において、
彼はシュナイダーに再三苦渋を舐めさせられ、一矢報いるのがやっとだった事を。
次藤「(シュナイダー…わりゃワシの事なんか眼中になか?ワシは違う。わいに出会う前のワシは
井の中の蛙だった。良か勝負の末負けるんじゃなく、手も足も出なかったんはあれが初めてタイ)」
だがその記憶は彼の中で燃え続けた。もう一度世界で戦う事に思いを馳せる度、
次藤が脳内でイメージしていた敵はカール・ハインツ・シュナイダーその人だった。
次藤「(ばってん…シュナイダーもワシと同じ人間。力を渇望して足掻くのも同じタイ)
シュナイダーが怪我で力を失い、さらにそのシュナイダーと、
雪辱を果たす事を願っていた次藤とが同じチームでプレイする事になったのは、運命の皮肉と言う物なのかも知れない。
シュナイダー「 F I R E ! 」
ギャァアン!!
ゴォオッ!!
ドガアッ!
シュナイダーの全力でのファイヤーショットは、だが、次藤に軽々とブロックされてしまっていた。
次藤「(シュナイダー…、お前は、ファイヤーショットはこんな物ではない筈タイ。
早く力を取り戻すタイ!そして、そのお前をワシは止めてみせるタイ!)」
シュナイダー「…」
シュナイダー自身も、内心は複雑だろう。
だが、ここが出発点なのだ。ここから行くしかないのだ。
嘆きはしない。言い訳もしない。ただ、シュナイダーはファイヤーショットを撃ち続けるのみだ。
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0ch BBS 2007-01-24