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【予測不能な】11人の戦士たち2【イレギュラー】


[160]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/07(水) 22:31:58 ID:???
霖之助「あぁぁぁ〜っ!? 駄目です、ルーミア選手のボレーケイションは惜しくも決まらず!
    イレギュラーズDFカイン選手が強引にクリアーをしたァ!!」

観客「もう駄目だぁ、おしまいだぁ……滅多にない会心のボレーだったのに……」「これがイレギュラーズの恐ろしい所なんですよ」
  「お前イレギュラーズの何知っとんねん」「なんちゅージャンプ力だよ、あんなんじゃリグルのリグルキックも余裕で止められるぞ」

ルーミアがボールに触れると同時、驚異的なジャンプ力で律子を追い抜き左足でボールを止めたカイン。
両者の力を両側から加えられたボールは上空に浮かび上がり、
カインの方が力で勝っていたのかボールはゴール前から徐々に遠ざかってゆく。

律子「あ、ありがとうございますカインさん!」
カイン「礼は不要だ、それより備えろ! クリアーが不十分だ!!」
律子「は、はい!」
剣崎「(なんだ律子? いつもはキリッとしてるけど、なんか焦ってる感じだな)」
律子「(い、いけないいけない……完全に油断してた。 相手が弱小でも私だって素人キーパーなんだから、気をしっかり持たないと!)」

カインがクリアーをしてくれたものの、もしもカインがいなければシュートを撃たれていたのは疑いようのない事実。
それを己の油断が原因であり、それが故に危機を招いていたかもしれないと認識した律子は急いで体勢を整わせつつゴール前へと戻る。
その横顔を見ていた剣崎は、いつもと違うような律子の表情に不安を抱くのだが……。
すぐに意識をボールへと集中させ、零れたボールの行方を目で追いかけはじめる。

リグル「えぇぇ……あのシュートが決まらないの!?
    あ、でもでも、ここでボールを拾えば今、相手はキーパーがいないんだから私でもゴールを……!」

零れたボールに一番近い場所にいたのは、ようやくアタッキングエリアに侵入をしたリグルであった。
彼女はボールを拾うと同時、まだキーパーが飛び出したままのゴールに向けてその場からシュートを撃とうと考えるのだが……。

タタタタタッ

レイ「でかした、カイン! 後はあたいに任せな!!」
リグル「ひ……ひえぇっ!?」


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0ch BBS 2007-01-24