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【予測不能な】11人の戦士たち2【イレギュラー】
[265]佐野の人 ◆0RbUzIT0To
:2012/03/10(土) 23:24:44 ID:???
霖之助「ここで前半終了の笛が鳴ったぁ〜! 1ボスチーム、残り少ない時間を使って何とか1点を返そうとしましたが攻撃は実らず!
2−0のままハーフタイムに突入します!」
観客「うが〜っ、レティさんのパスが通らないのか!?」「これはもう駄目かもしらんね」
「それでもナズーなら……1ボスながら5面中ボスのナズーならなんとかしてくれる……!」
佐野「ふー、やっと前半終わったか……クーガーさん、スタミナ大丈夫か?」
クーガー「問題ねぇよ。 オラ、それよりベンチに戻るぞ。 必要な時に休むのもまた重要な事。
このハーフタイムの時間、一分一秒も無駄にはするな」
佐野「ほいほい……っと。 ん?」
審判の笛が鳴り前半終了となると、佐野は大きく伸びをしながらため息を吐いた。
その後、体力的に不安の残るクーガーの様子も心配するのだが、見た感じは本人の言うように問題は特に無さそうであり。
ハーフタイム中にアイビスの怪我を霊夢に改めて診て貰えば、チームのコンディションは万全になりそうである。
そうして佐野はいち早くベンチに戻るクーガーの背中を見つつ、自身も後を追おうとするのだが……。
滝「………………」
佐野「…………滝さん」
その際、1ボスチームの外来人――滝と交錯し、視線を交える。
滝の表情は正に真剣そのもので、睨みつけるような眼光に思わず佐野はギョッとしながら名を呼ぶのだが。
滝はそれに応える事もなく、レティやナズーリンと共に1ボスチームのベンチへと向かってゆく。
佐野「(……そういや前半殆ど滝さん出番が無かったしな。 苛立っても仕方ないか……)」
前半、アイビスに怪我をさせた事以外は特にこれといって見せ場の無かった滝。
ナズーリンやレティといった他の主要メンバーは目立っている中で彼だけが成果を出せていないのが現状である。
それは滝本人が誰よりわかっており、だからこそ滝はあれだけ鬼気迫る表情で佐野を睨んでいたのだろう。
佐野「(こりゃ後半の滝さんには要注意かな……。 ふんどし締めてかからねぇと)」
改めて気を引き締めつつ、佐野は1人そう考えると自分もまたベンチに戻ってゆくのだった。
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0ch BBS 2007-01-24