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【予測不能な】11人の戦士たち2【イレギュラー】


[280]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/11(日) 01:45:05 ID:???
律子「本当にごめんなさい。 一介の選手が出過ぎた真似をしたわね……」
佐野「いや、いいよ。 っていうか、個人的にはそこまで色々考えてくれてるってわかって嬉しいぜ。
   てっきり試合に燃えてるの俺だけかと思ってたもん」
律子「そりゃ確かに今までサッカーなんて興味は無かったけれど、やるからには勝ちたいもの。 こっちだって色々考えるわ」

律子の的確な指示によってその役目を失った佐野ではあるものの、
しかし、同時に律子がここまで色々とこの試合について考えてくれていたというのは嬉しい事実でもある。
何せここで今サッカーをやっているイレギュラーズの目的は、あくまでも「八雲紫を早く起こす為」事。
その為にサッカーをやっているだけであり、半ば嫌々やっている者もいるのではないかと佐野としても不安だったのだ。

律子「ところで佐野君、もしかして温情で私の提言した作戦使ったりしてないわよね?
   もしそうだとしたらやめてよ? 私だって勝つのが目的なんだから、間違った作戦をつかわれたくなんて無いんだから」
佐野「心配ご無用。 りっちゃんの作戦は理に適ってるよ。
   失敗するかもしれんけど、必ず成功する作戦なんてもんは元々存在しねーんだ。
   だから失敗してもりっちゃんのせいじゃないし、誰のせいでもねーよ。
   最善と思って取った作戦が失敗して、相手のラッキーパンチが運よく決まる事もあるのがサッカーなんだからな。
   作戦なんてもんは、あくまで勝つ確率を上げる為の手段でしかねぇ」
律子「……そう」
佐野「なんだ、不安なのかりっちゃん?」
律子「そんな訳ないでしょ。 ただの確認よ、確認。 キャプテンとして任せるに値するかのね」


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