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【予測不能な】11人の戦士たち2【イレギュラー】
[300]佐野の人 ◆0RbUzIT0To
:2012/03/12(月) 01:59:23 ID:???
まず慧音は来生に外の世界に戻るのはもう少し先延ばしにしないか、と提案をする。
もしもこれを断られれば心配ではあるものの彼を帰さなければならないと慧音は考えていたが、
来生は特に考えもせず、夕べの晩御飯が美味しかったしここに住めるのならという条件を出して了承。
慧音も元々己の家に彼を住まわせてみっちり指導をするつもりだったので、この件に関しては両者共に納得の形となる。
次に慧音は来生を己がキャプテンを務めるチーム、3ボス同盟に加入させる事にした。
これはチームスポーツをやらせる事で、達成感、努力の大切さや仲間との友情。
何よりも組織の中だから培われる経験のようなものを積ませようと考えての事である。
しかし、慧音がその話題を切り出すと来生は「サッカーなら得意だぜ! ハッハァー!!」とやたら乗り気でOKをした。
皆さんご存知の通り来生は少年時代からサッカーをやっているサッカー少年なのであるからこの反応は当然。
だが、この反応を見て慧音は思った。
慧音『(……何年もチームスポーツをやっていて、常識も判断力も何もかもが無い状態ってどういう事なんだ?)』
と。
その後3ボス同盟に加入をした来生は慧音やアリス、他のメンバーと切磋琢磨し能力を磨いていった。
その過程で他のチームとの交流もあり、1ボスチームの滝らとも面識を持ったのだが……それはひとまず置いておこう。
とにもかくにも、チームにある程度来生は馴染んだがいまいち慧音の当初の目的は達成されていなかった。
要するに未だにふらふらどこかをほっつき歩いたりする癖が抜けなかったのだ。
これには慧音も悩んだ、日ごろから何度も口酸っぱく注意をし、指導をしても言う事を聞いてくれない。
慧音が今まで歩んできた教師人生の中でも最大級の問題児、来生をどのようにすればいいのだろうかと毎日毎日考え続けた。
慧音『(私は教師に向いていないんだろうか……)』
思わずそうナイーブになってしまう程にまで悩んだ。
そして、悩んだ挙句、慧音はある決断をした。
慧音『こうなっては致し方あるまい。 来生を寺子屋に入れよう』
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0ch BBS 2007-01-24