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【予測不能な】11人の戦士たち2【イレギュラー】


[301]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/12(月) 02:00:31 ID:???
下手に普段からの生活だけを指導するのが駄目なのだと判断した慧音は、来生を寺子屋に入れる事にしたのだ。
とはいえ、寺子屋に入れると言っても今更来生に勉学を教えようとしたのではない。

来生『え〜、勉強なんてしたくないぜ』
慧音『違う違う、哲兵には私の助手をしてほしいんだ』
来生『助手?』

そう、慧音は来生を自身の助手――つまり、教える立場に置こうとしたのである。
そうする事によって来生に導く立場の難しさや苦しさ、責任感を身に着けてもらい。
子供たちの手本となるよう、普段の生活を改善してもらおうとしたのだ。
それはある種の賭けで、もしも来生が変な事を子供に教えてしまえば保護者からの苦情が来るのは間違いなく。
下手をしてしまえば慧音は職を失う可能性というものがあった。
それでも慧音はこの博打を打った、そうまでしなければこの来生はまっとうな人間になってくれないだろうと判断したからである。

慧音『そうだ。 正直言って生徒の数が今年は多くてな、忙しくて仕方ないんだ。 だから哲兵に仕事を手伝ってほしいんだよ』
来生『んー……でもなぁ……』
慧音『勿論手伝ってくれればお小遣いをあげるぞ』
来生『やる〜』

この提案に来生は乗った。小遣いにつられて、ホイホイと誘いに乗ってしまったのだ。


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