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【予測不能な】11人の戦士たち2【イレギュラー】


[350]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/15(木) 02:17:10 ID:???
ナズーリンをブラインドとし、既にシュート体勢を取りながら現れたのは、先ほどまでサイドにいた筈の滝一。
ナズーリン自身の体格も小柄ではあるものの、滝もまたナズーリン程ではないが大柄とは言えない体格の持ち主である。
彼女を壁として使い己の姿を隠すのは決して不可能ではなく、剣崎、カインの両者は思いもかけぬ人物の登場に唖然とするのだが、
律子はある程度予想が出来ていたのか、まだ平静を保ちつつセービングの構えを取る。

慧音「ほう、これは上手い連携プレイだな。 以前から滝君とナズーリンとの相性はいいと思っていたが……」
アリス「問題は威力の方ね……ただのブラインドシュートでは、滝のキック力ではあまりにも威力不足。
    ルーミアのミドルシュートとも、然程変わりはない筈。 あれ以上はあるとみていいでしょうけど……」
来生「……あれ? なんで滝が中央にいるんだ?」

滝「(見てやがれ、まずは1点返してやる!)」

ファーンファーン

佐野「え?」

観客たちも驚き、イレギュラーズメンバーも驚き、そして滝がシュートを撃つという想定外の事態に佐野もまた驚く最中。
不意に聞こえてきたのは奇妙な音。
ファーンファーンと鳴るその音の発生源は滝の方からしており、佐野は音の正確な発生源を知ろうと耳に神経を集中させる。

                                             ファーンファーン

ユーノ「こ、この音は……?」
佐野「(もしかして、ボールから……!?)」

そして佐野は、この音がボールから聞こえている事に気づいた。
ボールはナズーリンのチップキックと共に猛烈な勢いで縦回転をしており、
その回転が空気と摩擦する事によってこの奇妙で甲高い音が発生しているようである。


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0ch BBS 2007-01-24