※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【予測不能な】11人の戦士たち2【イレギュラー】
[374]佐野の人 ◆0RbUzIT0To
:2012/03/17(土) 02:01:40 ID:???
そして、それが大きな弱点であるという事は彼自身が誰よりもよく知っていた。
シュートが撃てなければ、ボールを持っても最終的には手放さなければならない。
相手に味方をマークされては滝にはどうする事も出来ず、
そうなってしまえば滝のサイドアタックは何の意味も持たない攻撃にしかならないのである。
滝「(このチームじゃ味方がダイレクトシュートが得意なだけあって俺に誰も来なきゃ楽にクロスを合わせられる利点があるが、
全日本に帰れば話は違う。
日向のライトニングタイガーはグラウンダーのパスを受けて撃つシュートだ。
あいつに早田みたいなストッパーを当てられちゃ俺が出来る事なんて何もねぇ……。
日向にマークをつけられてもなんとか出来るような武器を身に着けないといけないんだ)」
アジア大会で己の欠点を改めて認識し、
また、1ボスチームのFWが力不足であると知った滝はそう決心すると、弱点の克服に挑み始めた。
まず彼はFWにしてもあまりにも不足している守備力の強化を図った。
残念な事に体格があまり良く無い事が影響をしてか、タックルは目に見えて上昇をしなかったものの。
己のパサーとしての経験則を生かしたせいか、パスカットの実力は……世界レベルではないものの、まるで駄目というレベルからは脱却した。
ではシュートではどうか……こちらはタックル以上にまるで成果が出なかった。
そもそも滝が己の得点力不足を克服しようとしたのはこれが初めての事ではない。
中学時代、高校時代にも似たような経験はあったのだ。ただ、それが身を結ばなかっただけ。
そして新たに決心をした今回の特訓でもまた、成果が出なかったというだけである。
滝「くそー、やっぱシュートは向いてないのか?」
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24