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【予測不能な】11人の戦士たち2【イレギュラー】


[534]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/23(金) 01:58:17 ID:???
レイ「(ちっ、奪えなかったかい!)カイン、剣崎! ボールを……」
リグル「あわわ……こ、こっちに来た!?」
カイン「むっ……しまった!?」

滝は確かにドリブルに失敗をした。
律子に一対一を挑む前にレイに止められ、ボールを零れ球にしてしまった。
しかし、それでも及第点を与えられる程度の仕事はしたと言えただろう。
何故ならレイが弾いたボールは高く跳ね上がり、ゴール前で詰めようとしていたリグルの方へと飛んで行ったからである。

滝「よ、よし……! リグル、ねじ込め!!」
律子「(まずい……! ここで点を決められる訳には……!)剣崎さん、カインさん、カバーを!」
カイン「くっ……ここからでは……!」
剣崎「俺はいけるぞ! 止めてやる!」

これを見た滝は、ドリブルを止められた事に未だショックを感じながらも、気持ちを切り替えつつリグルにねじ込むよう指示。
逆にピンチは尚も続いていると察知した律子は素早くDF陣に指示を飛ばすが……。
位置の関係からかカインはクリアーには間に合いそうになく、剣崎だけが全力でシュートコースを塞ぐよう駆けてゆく。

律子「(間に合うのは剣崎さんだけ……? これは……また私までボールが飛んでくるかもしれないわね……)」

急ぐ剣崎に、落ちてくるボールを見ながら観念をしたかのようにシュート体勢を取るリグル。
彼らを見つめながら律子は心の中でそうつぶやくと、ここはどう守るべきかと思案をした。


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