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【予測不能な】11人の戦士たち2【イレギュラー】


[660]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/29(木) 00:28:39 ID:???
レイ「なーにショボくれてんだ。 負けたのをまだ落ち込んでんのかい?」
キスメ「…………」←ふるふると首を振ってる
レイ「違うか……。 んじゃ、どうしたんだい?」

悲しげな表情をするキスメに一体どうしたのかと事情を聞いてみるも、いまいち要領を得ない。
しかし、それでもレイはめげず、辛抱強くキスメの言いたい事を理解しようと努力した。
結果、しばらくすると……レイはなんとなく、ではあるもののキスメがどうして落ち込んでいたかを概ね把握する事に成功する。

レイ「なるほどねぇ……今のままじゃブロックでしか役立てないから、それ以外を鍛えたいと」
キスメ「…………」←こくこくと頷いてる
レイ「で、何を鍛えたいんだい?」
キスメ「…………」←ボールを持って、遠くに飛ばすジェスチャー
レイ「スローイン? ……あ、違う。 パスか!」
キスメ「!!」←凄い勢いでこくこくと頷いてる

キスメが落ち込み悩んでいた事、それは自身がブロック以外では何の役にも立たないという事であった。
確かに現状、キスメの役割はただの壁であり、相手がドリブルをしてこようものなら何の役にも立たない。
また、仮にブロックに成功をしたとしても、敵が前線でプレスをかけてきたらあっという間に奪われてしまうのだ。
これを重大な問題点だと考えたキスメは、
まずは確実に奪ったボールをクリアー出来るだけのパス力を磨きたいと考え練習をしていたのだが……。
そう簡単に練習は上手くいかず、ボールは見当違いの方向にいってしまい、その内の1つがレイの元に飛んで行ったというのである。

レイ「ふーん……。 ……うっし、そんじゃあたいと一緒に練習するかい?」
キスメ「!?」←驚いた後、不安そうに首を傾げてる
レイ「ああ、別に構わないよ。 あたいも元々パスカットの練習するつもりだったからね。 丁度いいさ」

このままではレティ達の足を引っ張ってしまうと頭を抱えるキスメを見て、レイは自ら練習相手を買って出た。
これにはキスメも驚き、本当にいいのか?と問いかけるような視線を向けるのだが……。
レイは快活に笑いながら、元々パスカットの練習をするつもりだったんだから問題は何もないと説明。
するとキスメもホッと安心したのか、ニコニコと笑みを浮かべてよろしくお願いしますと言わんばかりに頭を下げる。


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0ch BBS 2007-01-24