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【予測不能な】11人の戦士たち2【イレギュラー】
[748]佐野の人 ◆0RbUzIT0To
:2012/04/01(日) 01:23:47 ID:???
佐野「んー……まあそういう事なら了解だぜ。 んじゃ一緒に行こうぜ、レイさん」
レイ「あいよ」
ユーノ「それにしても意外だね。 そんなに急いで用事を終わらせて行こうとするなんて、レイも紅魔館に興味あったんだ」
レイ「ん……まぁね(紅魔館ってトコは霊夢の息がかかってんだからまだしも、道中はあんたら2人だけじゃ不安でしょうがないよ)」
とにもかくにも、用事が終わったというのなら問題は何もない。佐野とユーノはレイを加え、改めて神社を出発。
道中、レイは佐野やユーノと他愛のない雑談を交わしながらも……しかしさりげなく周囲を警戒していたという。
レイ「あたいは迷いの竹林って所にもちょいと興味あるんだけどねぇ」
ユーノ「あそこは……確か永遠亭、という場所がある地域だったかな。 そこに興味があるの?」
レイ「いや、単純に竹林が気になるだけさ。 修行に使えるかもしれないからね」
佐野「(まだ強くなるつもりなのかこの人……)って……お、そろそろ見えてきたな」
その後、レイが常に周囲に気を配ってくれていたお陰かどうかは知らないが、
佐野達は妖怪に襲われるという事は特に無く、無事目的の場所に辿り着こうとしていた。
霧の湖の中心部、ぽつんと突き出た陸地の上に聳えたつ一見の館。
外観はどうにも佐野の感覚では趣味が悪く思える赤一色で染まっており、佐野は思わず眉を顰めるのだが……。
しかし、その色合いは趣味が悪いと同時にどこか禍々しくもあり、なるほど、吸血鬼の住まう館らしいと言えば、らしいような気もしてくる。
佐野「つっても夜ならともかく真昼間じゃ怖さ半減だよな〜」
ユーノ「確かに……雰囲気はあまりないね」
とはいえ青空のもと、太陽の光を浴びるその館はそこまで佐野に恐怖感を抱かせなかった。
その事を素直に口にすると、ユーノも苦笑を浮かべながら静かに同意。
やはりそこまで警戒する必要はないのだろうか、と佐野は思いつつ紅魔館の正門と思しき場所へ足を進めていくのだが……。
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0ch BBS 2007-01-24