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1- レス

【予測不能な】11人の戦士たち2【イレギュラー】


[771]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/02(月) 01:52:27 ID:???
小悪魔「ではこちらへどうぞ。 図書館は地下にありますので、階段を下りていただきます」
佐野「地下かー……湿気とか大丈夫なのか?」
小悪魔「湿気は本の天敵ですが、問題ありません。 魔法で除湿してありますから」
佐野「……魔法って便利なー」

素直に持った疑問を、魔法があるから平気であると返された佐野は思わず呆けたような声を出し。
そんなやり取りをしながら、3人は階段を下り、廊下を歩いて、分厚い扉の前に辿り着く。

小悪魔「こちらが紅魔館自慢の図書館となっております。 それでは、どうぞ中へ」

ガチャッ…… ギィィィィイ……

分厚い扉は、やはりそれだけ重量もあるのか。
小悪魔は両手で取っ手を掴むと全体重を乗せて引っ張り、それと共に重々しい音を立てて扉が開く。
ふぅ、とため息を吐く小悪魔を先頭にその中に入っていくと、そこにあったのは……。

ユーノ「これは……!」
佐野「……うはー、なんじゃこりゃー」

正に本の山、山、山。
内部は佐野の背丈の2倍……否、3倍はあろうかという本棚が、人間が僅かに通れる幅を残して等間隔で立ち並び。
更にその本棚にはギッシリとこれまた分厚い本が整理されている。
思わず佐野は、紙とインクのにおいもあってか頭が痛くなり始めるのだが……。
逆にユーノは目を丸くして驚きながらも、どこからその瞳を爛々と輝かせながら本棚にある本一冊一冊を確認している。


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