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【職人が穿つ】ライ滝第二一話【ファンタジー】


[742]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2012/04/21(土) 23:26:39 ID:???
A:ないよ。試合再開!


滝「――ないな。さてと、先制出来たとはいえ佐野の突破は凄かったし油断は禁物だ。しっかり守って追加点を狙いに行くぞ!」

一同『おう!』

 滝の号令に応えると、生田(仮)の選手達は試合再開に備え各々の持ち場へと散って行った。
 一方、先制を許した国見学院であるが――

佐野「次藤さん、大丈夫ですか?」

次藤「あつつ……大丈夫タイ」

 駆け寄ってきた佐野に無事をアピールしつつ、よっこらせと立ち上がる次藤。
 その表情は先制を許したにも関わらず明るいものであった。

次藤「しっかし油断してたとはいえ予想以上にごつかシュートだっタイ。こういう試合を待っとっタイ、楽しませてくれそうじゃのう」

寺本「くぉら次藤! 笑っちょる場合か! 俺ば腹が立ってしょうがなかと! すぐに逆襲してやるバイ!」

 対してFWの寺本は怒り心頭の様子を見せていた。この二人、体格は似ていても性格は真逆のようである。

槌矢「ま、寺本に乗っかる気はないが早めに追いついといた方が良いだろうねぇ。
   アイツらの攻撃力を考えりゃ調子に乗らせるのは不味い」

佐野「そうですね」

 こうして国見の主要メンバーが反撃に向けて動き出すのを、白スーツの男はベンチから悠然と眺めていた。



0ch BBS 2007-01-24