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【職人が穿つ】ライ滝第二一話【ファンタジー】


[987]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2012/05/13(日) 21:59:31 ID:???
B:北条 響


ランピオン「確か待ち合わせの場所は……お、いたな」

 ステテコサッサと街を歩いていたランピオンが視界に捉えたのは小さなケーキバイキングの店だった。

???「〜♪ やっぱ疲れた時はスイーツだよね〜♪」

 その店内で満面の笑みを浮かべながらケーキをぱくついているロングヘアーの少女。
 彼女こそランピオンが探していた少女、【北条 響(ほうじょう ひびき)】である。
 この響という少女、名前から分かる通り日本人であるが、ピアニストになる為にイタリアへと一年の短期留学をしているのだ。
 でもって経緯は省くが色々あってランピオンと仲良くなったのである。
 投げ槍ではあるが長々と書く事でもないので御理解いただきたい。

ランピオン「よおヒビキ。相変わらず幸せそうに甘い物食べてるな」

響「あ、ランピオン。まぁね。私スイーツだ〜い好きだから!」

ランピオン(可愛いなぁ)

 自分の姿を見てニコッとはにかむ響にほんわかとするランピオン。
 ただでさえ美少女な上にミアータやジノの彼女(ジノの安全の為に名前は伏せる)のような地雷でもない。
 まさにリア充真っ盛りだぜ! な心境のランピオンだったが、彼は大変な事実を知らずにいた。


0ch BBS 2007-01-24