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【風に成る為】キャプテン霊夢19【ひと時の別れ】
[133]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ
:2012/03/10(土) 22:15:39 ID:NoAWjtzQ
心達が練習に精を出している頃、霊夢達もまたアリスに言われた練習場所にいた。
魔法の森から少し離れた場所にある小さな広場で、練習用の簡単なゴールが2つ作ってある。
アリス「待ってたわ、霊夢、白蓮、ナズーリン」
霊夢「こんにちは、アリス」
白蓮「なるほど、アリスさん達はここで練習しているんですね」
ナズーリン「お邪魔するよ。今日は何を練習するんだい?」
霊夢「(……あれがアリスのお母さんなのね。んー、どっかで見た事あるような……)」
霊夢は先ほどからアリスの隣で特に何も言わずに立っている彼女の視線を向ける。
背の高さはアリスよりは低く、自分と同じくらいだろうか。
銀髪のロングヘアーに、何故か目がいってしまう、赤い髪止めのついたサイドテールが印象的だ。
服装は肩口のゆったりした赤いローブのようなものを着用している。
霊夢と目が合うと、彼女はニコッと微笑み、霊夢達に向かって軽く頭を下げる。
神綺「初めまして、アリスの母の神綺と申します。アリスちゃんがいつもお世話になってます」
霊夢「あ……えっと、博麗霊夢よ。宜しくね」
白蓮「(……神綺様!?)」
ナズーリン「(神綺……?聞いた事がある名前だな)初めまして、私はナズーリンと言う。
短い間だが、宜しく頼むよ」
霊夢とナズーリンは無難に挨拶をするが、白蓮は神綺の姿に驚いたまま固まっている。
神綺はそんな白蓮に軽く微笑むと、霊夢達の方に視線を戻す。
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0ch BBS 2007-01-24