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【風に成る為】キャプテン霊夢19【ひと時の別れ】


[166]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2012/03/11(日) 18:27:02 ID:m3qMiAoc
隣のアリスを見ると、何やら悔しそうな顔で「茶葉は同じなのに……」と呟いている。
その様子を見た神綺は少し得意げな顔で「要精進」と言っている所を見ると、
この紅茶を入れたのは神綺という事になるのだろう。
その様子に霊夢は何となくアリスに親近感を覚える。

霊夢「(あー……何かアリスの気持ち分かるかも。私も紫相手に同じような経験あるし。
    私の場合は紅茶じゃなくて緑茶だけど)」

そんな事を考えながら、霊夢は手に持ったフォークを動かし、ケーキの欠片を放りこむ。
あ、このケーキも美味し、と相好を崩す霊夢。何だかんだで甘い物が好きなのは、
博麗の巫女も一人の女の子と代わりは無い。

アリス「……いずれ必ずこの味を越えてみせますからね、お母さん」

神綺「ふふふ。アリスちゃんも最近腕が上がってきたけど、私もまだまだ負けないわよー」

ナズーリン「命蓮寺では洋菓子はほとんど作ってはいないが、これはたまに食べたくなるな」

白蓮「確かに自分で作ってみたくなりますね。神綺様、レシピを頂いても宜しいでしょうか?」

神綺「いいわよー。別に隠すような事でもないしー」

霊夢「あ、私もちょっと欲しいかも……」

アリス「そういえば、前のバレンタインの結果はどうなったのよ、霊夢!
    報告してくれるって言ったのに、全然来なかったじゃない」

霊夢「え、ええ!?そ、それは、その、えーと……」

神綺「ふふー。何だから面白そうな話ねー。お母さんにも聞かせて頂戴」

そんな感じの会話を交わしながら、5人のティータイムは和やかに過ぎていくのであった。


0ch BBS 2007-01-24