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【サッカー】私の巫女様2【デイズ】
[902]私の巫女様 ◆Miko/icOEk
:2012/07/09(月) 00:21:35 ID:???
有栖
「大体なによなによ、サッカーするようになったら急に言い寄って来て。
どーせ貴女も私がオカルト好きな事馬鹿にしてたんでしょ、ふーんだ」
明堂
「待て、私はお前がサッカーをする様になったから言い寄ったんじゃない。
確かにサッカーはするがな」
有栖
「じゃあそうなんじゃなーい!
ふええー、私サッカーするためのダシにされたー!」
じたばたー、と手足をばたつかせる有栖 桃子さん。
ソファーで寝ていた仁科 美月も起きて来てしまった。
美月
省7
[903]私の巫女様 ◆Miko/icOEk
:2012/07/09(月) 00:25:29 ID:???
有栖
「あーあーその点命ちゃんは優しいわー。
電話一本で来てくれたし助けてもくれたし。
もう明堂なんて放っといてサッカーしましょうよーみことちゃーん、
私とまたドリブルで勝負よー、今度は負けないわよー!」
明堂
「……これは、私のせいなのか?
私が、有栖の機嫌を治してやるべきなのか?ん?」
ぷっくぷくー、と頬を膨らませてスネる有栖さんを指差しながら、命に聞いてくる明堂さん。
これに対して命は……
省22
[904]森崎名無しさん:2012/07/09(月) 00:29:35 ID:kQT5iMBI
F 先ほどの理由ですが、本音でお願いします
[905]森崎名無しさん:2012/07/09(月) 00:29:42 ID:6OOP6O8s
C
[906]森崎名無しさん:2012/07/09(月) 00:35:40 ID:nhe/740k
F 先ほどの理由ですが、本音でお願いします
[907]私の巫女様 ◆Miko/icOEk
:2012/07/09(月) 01:56:15 ID:???
F 先ほどの理由ですが、本音でお願いします
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その時、命の脳裏に天啓が閃いた。
君代
「…丁度いいんじゃないですか?
私も貴女がサッカー部に入りたい理由を知りたいですし、
有栖さんだって、あなたがサッカー部に入りたい本当の理由を聞けば…
納得するんじゃあ、ありませんか?
もちろん、それは本音じゃないと有栖さんも納得しませんよねぇ?」 ニヤニヤ
チャ・ザ神
「(おー、命が策を弄していますね)」
明堂
省11
[908]私の巫女様 ◆Miko/icOEk
:2012/07/09(月) 01:57:16 ID:???
明堂
「……ちぃっ。
わかった、私の負けだ。本当の所を話してやる。
……が、言いたくない部分は喋らない。それはその内、私が喋りたくなったら話すさ」
有栖
「ふへー、さぁ言いなさーい!」
明堂
「……何から話したもんかな、ふん」
どっか、と先程まで美月が寝ていたソファーに腰を下ろす明堂さん。
160センチを越す長身は、ソファーのスプリングを大きく軋ませる。
明堂
「私は、見ての通り体格に恵まれているだろう。
省16
[909]私の巫女様 ◆Miko/icOEk
:2012/07/09(月) 01:59:16 ID:???
…命からは見えないが、どうやら床に座ったままの有栖さんからは丸見えらしい。
あ、美月さんが座布団を持って来た。
君代
「脱線してますよー」
明堂
「ふふ、そうだな……
まぁ、私としては自然な流れで空手部に入部した訳だ」
君代
「まぁ、小さい時からやっていればそうでしょうね」
有栖
「で、それが今の状態と何か関係があるの?」
そうだ。
空手部に入ったのなら、そのままそこに所属していれば良いではないか。
省9
[910]私の巫女様 ◆Miko/icOEk
:2012/07/09(月) 02:04:11 ID:???
衝撃の事実。
有栖
「ハッ、まさか原因は痴情の縺れ!?
空手部なんて女の子居ないだろうし、それで明堂が――」
明堂
「女の子?…あぁ、私か。
確かに女は私一人だったさ、1年2年3年…全てひっくるめてもな」
有栖
「ふにーっ!
何て事をされたの!その軽くCカップはありそうな胸を揉まれたとか!?
あっそのお尻を道着の上から触られたとか!絶対許せない!!」
君代
「…ありえそうですね
省10
[911]私の巫女様 ◆Miko/icOEk
:2012/07/09(月) 02:06:40 ID:???
明堂
「いや、その必要は無い。
…尻を触ってきた男なら居たが、もう"シツケ"はしたさ。
まったく、足刀も止められないとは何て使えないと思った物だが」
有栖 君代
「えっ」 「なにそれこわい」
明堂
「その後、入部試験だとか何だか言って組み手をさせられたが――
揃いも揃って話にならなかったと来た、腰は高いし受けも酷いもんだぞ?
本気で、一から鍛え直してやろうかと考えたほどだった」
有栖
「……」 カタカタ
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0ch BBS 2007-01-24