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【愛が】黄金のジノ10【欲しい】
[819]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI
:2012/05/23(水) 22:19:49 ID:???
太一のキャラクターを考えてみると、当たり前の話である。
親友の彼女が、親友と何をやろうが、それはそいつの勝手。わざわざ口を挟む事じゃない。でも、今は顔見るのが辛いから、少し距離を置く。
それが太一のキャラクターであり、自分の思惑通りに動くわけがなかった。
太一は、自分が思うような人間ではない。冷徹なリアリスト……そう思い込んだのだ。
しかし、現実は………
自分たちと、何一つ変わりはしない、まだ高校生の少年…………
そんな太一に、トラウマ級の傷を負わせた挙げ句、自分を見ていないと思い込み、太一は変わったなどと言った。
空「(最悪じゃない……………)」
太一の激昂にしても、そう考えたら合点がいく。仮に反対の立場なら、自分も太一に激昂しているだろう。
ヤマト「待たせたな。行くか。」
ヤマトが、喫茶店に入り、空に声をかける。
空「ええ。」
今は、もう遅い。遅すぎる。
傷付け返される日は、いつか必ず来る。
太一に、いつか大事な人が出来た時。
自分は、太一が負った傷を太一に負わされるだろう。
確信にも似た思い。空は…………
空「…………ヤマト。私ね……………。太一が好きだよ。」
ヤマトと手を繋ぎながら、空は呟いた。
ヤマト「……………知ってる。」
ヤマトは、そう言うと繋いだ手に力を入れた。
空「(ああ、嫌な『女』…………)」
かつて嫌った、自分の『性』。今……意識したら、更に嫌いになれそうだ。
大輔の家では…………
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0ch BBS 2007-01-24