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【冥府への扉】森崎の聖戦13【大解放】
[357]森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc
:2012/06/24(日) 22:13:36 ID:???
おもしろくなってまいりました(棒)
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〜イザーク王国 イザーク本城〜
アグストリアから遠く離れたこの地、
今まさに、一つの大きな戦が終わろうとしていた。
マリクル「一騎討ちを受けてくれたこと…感謝する。バイロン卿」
バイロン「…儂は無傷。マリクル王、貴殿はすでに無数の傷を受けている身だ。
全くもって、公平な条件ではない。そしてそれでもなお、儂は手を抜く気は微塵も無い。
共に神器を携えているとはいえ、優劣は歴然。…こんな卑怯者を相手にして、感謝と?」
マリクル「ふふ…私は父や卿に比べれば赤子同前。それでも、貴殿が我がイザークに
出来うる最大限の敬意を払おうとしてくれていることが分からぬほど、幼くもないさ。
…敵と長話などしていては、卿の立場がなかろう。いざ、尋常に勝負!」
バイロン「くだらぬ。じつにくだらぬ!! だがこれも…宿命か。 許されよ、イザーク王!!」
聖剣ティルフィングと神剣バルムンクが、今まさに相見えようとしたその瞬間。
全く空気をよめぬ闖入者が、上空より飛来する。
バイロン「ぬ?」
マリクル「?!」
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0ch BBS 2007-01-24