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【冥府への扉】森崎の聖戦13【大解放】


[493]森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc :2012/07/01(日) 00:33:10 ID:???
それ以外→ エルトシャン「わかった。疑って悪かった。だが…」

アゼル「ねえ、なんとかならないの?! エルトシャン王と仲いいんでしょ?」
若島津「今口を挟むことが、良い結果を生むとは思えない…」

エルトシャン「グラーニェにも言っただろ? 親父からきつく言われてるんだよ」

グラーニェ「……!」

エルトシャンの表情が、少し和らぐ。
逆にグラーニェの顔色から…少しずつ、血の気が引いてゆく。

エルトシャン「ノディオンはアグスティ配下の一公家に過ぎねえ。それにもかかわらず
      代々、魔剣ミストルティンを継承することを許されている。主家を差し置いてな。
      これがどれだけ危険なことか…」

グラーニェ「……」

エルトシャン「その代償として、ノディオンは代々、アグスティ王家への絶対の忠誠を約束している。
       神の血と、魔剣の強大な力を振りかざして…アグストリアを混乱させることのねえようにな」

フィン「……」
グレイド「…なるほど」

エルトシャン「そのことをゆめゆめ忘れるなって、親父に…耳にタコができるくらい、聞かされてんだ。
       その頃は、それがこんな重大な意味を持つなんて知らなかったけどな」

レヴィン「…ちっ」


0ch BBS 2007-01-24