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キャプテン森崎外伝スレ10


[308]きれぼしサッカー大決戦(仮) ◆fM2NOXdVR. :2012/10/03(水) 13:31:01 ID:???

ワールドユース大会が終了した数日後。
帰国後の様々な祝賀会も全て終わり、
日本サッカー協会に残された仕事はユースメンバーを解散させるのみとなった。
午前9時少し前、協会本館廊下。全日本ユース監督の見上と賀茂は談笑していた。
  
賀茂「見上監督、全日本ユース優勝おめでとさん」
  
見上「はは、この数日選手からもお偉方からも、会うたび会うたびそう言われる。
普段なら煙たがっていい加減にあしらうところだが、やはり」
  
賀茂「嬉しいんだろ、そうだろな、まぎれもない快挙だからな」
  
見上「ああ」
普段は謹厳で知られた見上の顔が、わずかにほころんだ。
  
賀茂「名実ともに日本サッカーの黄金時代到来だな。Jリーグもこれで設立決定したも同然、
優秀な若者がぞくぞくとサッカーを志すようになる。
俺達にとっても待遇面に日があたるだろうし、野球の影扱いされずに済む」
  
見上「まあそんな良いことばかりじゃないだろう。少なくとも色々面倒な事が今以上に増えるのは間違いない。
サッカー協会はまだまだ弱体だから、存続そのものを揺るがす大事件が起こる事さえありうる」
  
賀茂「そりゃそうだが、もう少しはしゃいでもいいんじゃないか?
俺なんか今でも大声で叫んでいきそうで苦しいぐらいだ」
  
見上「これは性分だ、仕方がない」
そう苦笑しながら2人は事務室に入り、それぞれ自分の席へ進もうとした時、封筒を持った事務員から呼び止められた。
  
事務員「見上さん、差出人は分かりませんが、見上さん宛てにこの封筒が送られました」



0ch BBS 2007-01-24