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キャプテン森崎外伝スレ10
[594]もう1つの野望:2013/01/14(月) 20:20:29 ID:9n3fHQU2
賀茂「昨シーズンはチームの成績も上がって良かったじゃねえか(まずは世間話でジャブを撃つ)」
大前「ええ、うん、まぁ、そうですね」
賀茂「ん? あまり嬉しくないのか?」
大前「いえ、そんなこともないですよ」
それが真実だと云わんばかりに、大前は笑みを見せた。
大前「UEFAカップとの2足の草鞋を履きながら、リーガ3位を確保し、
予備予選からながら、クラブ史上初のチャンピオンズリーグ出場を決めたんです。
あの時の街の盛り上がりったら、凄かったんですよ。みんなが広場に集まって……。
今や、本当に大きな大会なんですね、チャンピオンズリーグは。
……でも、それ以上に僕ら優勝したかったんですよ、国内リーグを」
賀茂「勝ち点差8だったっけ、首位バルサとは」
大前「そうです。でも、勝ち点差ほどの差は感じなかった」
賀茂「ああ、そうだったな。直接対決では互角以上だった」
首位バルセロナ、2位レアル・マドリーとの対戦は、2勝1分け1敗だった。
あのサンチャゴ・ベルナベウでは大金星も挙げている。
単純な「強さ」だけで云えば、昨シーズンのリーガエスパニョーラで最も優れていたのはデポルティーボだったのかもしれない。
だが、それだけで決まらないのがリーグ戦と云うものである。
大前「下位相手に取りこぼししすぎましたね」
そう云い、大前は自嘲気味に笑ったが、そこに込められた後悔の念を賀茂は見逃さなかった。
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0ch BBS 2007-01-24