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【大回転!】キャプテン霊夢20【大妖精】


[246]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2012/04/17(火) 00:43:20 ID:awEksozM
天狗A「(……何だろう。前半のホイッスルが鳴ったのはついさっきの筈なのに、
     随分長い時間が経ってる気がする……。後、凄い嫌な予感も……。
     ま、まあいいや!とにかく前半終わったし、と!)
     ぜ、前半は3−1で魔界神ドリームスがリードという結果でしたが、
     解説のミハエルさん、夢美さん。前半を振り返っていかがでしょうか?」

何故か前半が終了してから一週間ほど経っている気がした天狗Aだったが、
気を取り直して解説者二人に前半の感想を求める。

ミハエル「ふむ、そうですネ。魔界神ドリームスというチームは中盤の4人が上手く機能していたのと、
     攻撃機会をかなりの確率でものにしていたのが大きいと思いまス。逆に虹色有頂天は中盤における
     ドリブル・パスの失敗が目立ちましたネ。それがこの点差に繋がったと思いまス。
     後半のポイントは、魔界神ドリームスの中盤を虹色有頂天が以下に攻略するかでしょうネ」

天狗A「(す、凄い!まともだ!よし、この調子なら!)な、なるほど。参考になりました。
    ありがとうございます。では、夢美さんの方はどうでしょうか?」

夢美「ブツブツ……あの子の分身は巫女さんが見せたものとは明らかに違うわね……。
   全てが異なる意思を持っていながらも、根っこの意思は一つ……。
   多重人格が生み出した偶像という訳でもなさそうだし……興味深いわ……」

ミハエルから予想外にまともな言葉が返ってきた為、その流れで夢美にも振ってはみたものの、
彼女は何やらブツブツ嘆いているだけで、天狗Aが話しかけた事にも気付いていないようだった。

天狗A「(うん、そうだよね。分かってた!一筋縄でいくわけないよね!)」

天狗B「(が・ん・ば・っ・て)」

後ろで天狗Bが声には出さずに口の動きだけで天狗Aを応援していた。


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