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【大回転!】キャプテン霊夢20【大妖精】
[543]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ
:2012/04/25(水) 23:03:20 ID:SfwyLgm+
こいし「(え……な、なんで?)」
突然の出来事にこいしは普段の余裕を失い、明らかに動揺する。
確かに、怨霊異変の際に霊夢と戦って以来、自分は以前よりは社交的になったと思っている。
宴会等にもたまには顔を出すようになったし、家に帰る頻度も放浪自体に比べると多くなった。
フランや天子とも友達になり、こうしてサッカーの試合にも出場している。
だが、それでも自分の第三の瞳がそう簡単に開く事はないと思っていた。
むしろ、開く可能性があるのかどうかすら分からなかった。
こいし自身が開くつもりがなかったのだから、当然だ。
こいし「(……いや、今それを考えてる場合じゃないよね)」
何故急に第三の瞳が開き始めたのかは分からない。だが、今はそれを考えている暇はない。
こいし「(今なら……他の人の動きも少しは分かるかもしれない)」
さとりのように完全に心の声が聞こえた訳ではない。むしろ、ほとんどがノイズのようにしか聞こえない。
だが、何も聞こえずただ無意識を操って好きに動いていた時に比べると、味方の動きを考えたプレイが出来る。
今はただそれを喜ぼう、考えるのはその後だ、と思うこいしだった。
閉じた恋の瞳、古明地こいし。彼女は自分でも知らぬ間に、少しずつその瞳を開き始めていた。
それがどのような影響をもたらす事になるのか、今はまだ分からない。
※こいしの特殊スキル『閉じた恋の瞳』が進化し、以降は無意識状態でも人数補正がつくようになりました!
また、こいしに特殊フラグが立ちました!
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