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【11人の】11人の戦士たち3【ニートたち】


[125]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/25(水) 03:23:08 ID:???
ダークドリーム「うーん……でも、チルノとはそういう事を話したりしてないよ。 ルーミアにも……」
佐野「いやぁ、だって『友達になってください』なんてわざわざ言う奴きょうびおらんぞ。
   そういうのはさ、なんとなーく、雰囲気つーか空気つーか……とにかく感覚でわかるもんだ」
ダークドリーム「そうなの?」
佐野「……多分な。 まぁ、でも、聞いたりするのが悪いって訳でもないと思うぞ。 聞かれた側は照れるけど」
ダークドリーム「なんで?」
佐野「わざわざ言わせんなよ恥ずかしいって奴だな(っていうか本当に純粋無垢……というより、無知って感じだなぁ。
   最低限の知識だけはあるけど、人同士の関係とかそういう方面がからっきしだコイツ……。
   これで中学生ってんだからゆとりは本当に怖いな……)」

次々と疑問をぶつけるダークドリームに、佐野は相槌をしつつ考える。
これまでの生活においてもダークドリームは些か常識が無い、というより幼稚な所があると思っていたが、
今日の会話で佐野は一層その思いを強め、『心の機敏』に非常に疎い少女なのだ、と改めて理解をした。

佐野「(しかしどうやったらこんな風に育つんだろうなぁ……?)」
ダークドリーム「(うーん……私と満は友達で、それはお互いが友達になりたいと思ったからで、
         私はチルノと友達になりたいけど、チルノがそう思ってるかはよくわからなくて、
         だけど満はそういうのは雰囲気でわかるものだって言って、私はよくわからなくて……。
         う〜〜〜! やっぱり今日の試合の後で聞いた方がいいのかなぁ〜?)」

まじまじと目の前の少女を見ながら眉を顰めて疑念を抱く佐野。
そして、そんな視線を受けながらも腕を組みうんうん唸りながら考え事をするダークドリーム。
しかし、やがて少女は一つの決断をしたのか、よし、と一言つぶやくと立ち上がり、
傍らにあった水筒を肩に下げてから佐野の前から立ち去ろうとする。


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0ch BBS 2007-01-24