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【11人の】11人の戦士たち3【ニートたち】


[74]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/19(木) 01:38:37 ID:???
>A.「いや、しかし情報はあるにこした事は無い。 次にあたるHズの資料を見せてもらうぜ」
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無いよりは、あった方がいい。
胸も情報も同じ事だと佐野は考え、次に試合をする相手――超ウルトラ必殺スペシャルHズの資料を探す。
まずはキャプテンのチルノのものから見ていこうとするのだが……。

律子「あ、別に佐野君は見なくてもいいわよ」
佐野「へ?」

その瞬間、これまでちゃぶ台の上の資料と睨めっこをし、手元にあるノートに何やら書き込みをしていた律子が佐野を諌める。
突然律子が発言した事と、資料を見ようとしたのを止められた事で佐野は驚きつつも手をひっこめ。
一体何故止めるのか、と疑問を抱えた目で律子に視線を向ける。

佐野「なんで止めるのよりっちゃん。 珍しく俺が紙に文字が書かれたもの読もうとしたのに。 珍しく」
律子「変に知識を得て先入観を持ったら怖いしね。 それに、後で正しい情報を渡すんだから、
   今、それを読む必要はないのよ」
佐野「……と言いますと?」
律子「明日、Hズの試合を見に行って、私がデータを取って資料にして渡すって事」

そこまで言い切ると、律子はようやく視線を佐野へと向けて眼鏡をクイと人差し指で上げる。
そのちょっと委員長気質っぽく理系っぽい容姿に違わず、情報を集め解析し対策を練るといった行為自体を好む律子。
1ボスチームとの試合後に滝から誘われた試合観戦。
その観戦に連れて行くと佐野に名指しで指名された時より、律子はHズのデータを解析する事を決めていたのだ。

佐野「え……でも大丈夫なのか? いや、りっちゃんが頭悪いとは思わんけど、サッカーはド素人だろ?
   分析とか細かい所まで出来るのかよ?」
霊夢「だから今、こうして昔の資料を集めてどういう風に書くか……どういう所を見るべきかを教えてるのよ」
律子「そういう事。 任せておきなさい、外の世界でも情報を集めて流行に乗ろうとするのは得意だったんだから」
佐野「(……アイドルが情報収集? そういう戦略とか練るのってマネージャーとか会社の仕事なんじゃね?
    って……まぁそれはそれとして、うーん、本当に大丈夫なのかなぁ?)」


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0ch BBS 2007-01-24