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1- レス

【11人の】11人の戦士たち3【ニートたち】


[81]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/04/22(日) 00:47:32 ID:???
>>80 乙感謝でありんす。リッチャンハズノウハデスヨ

>B.「よし、じゃあ試しに1ボスチームの分析でもしてくれよ」
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律子の意気込みは買うが、しかしそうそう簡単に素人が分析など出来るだろうかと佐野は疑問を抱く。
仮に律子が本当に外の世界で情報を収集し分析する事に長けていたのだとしても、
それはあくまでもアイドルとして――芸能界という分野においての事。
素人同然のサッカーで、観戦をしただけで細かく相手選手の実力を計れるとはどうしても思えなかったのである。
その為、佐野はまず律子に以前戦った1ボスチームの実力がどの程度だったかの分析を頼む事にした。
もしもそれが当てはまっていれば何も言う事は無い、Hズと戦う時にも分析をしてもらうだけである。
だが逆に間違っているというのならば、下手に混乱させるような情報を作ってもらうのは止めようと止めるつもりだった。

律子「(へぇ……意外と考えてるのね)」

そして、律子はこの佐野の頼みを聞いて平静を装いながらも内心感心をしていた。
律子自身も己の分析力、解析力には絶対の自負を抱いているが、さりとて自分が全くのサッカー素人であるという事もまた知っていた。
故に自身の目が間違っているとは思っていなかったものの、第三者視点から律子を見た時、
果たして本当に分析など出来るのかという疑問を持つのは当然だと考えており……。
もしもここで即座に賛成意見を出していれば、あまり物を深く考えない者なのだという評価を佐野につけていただろう。

律子「(今日の練習でもしっかり指導してくれたし、サッカーに関する事においては真面目になるって事かしら?
    まだ評価を決するには少し早いけど……)ええ、わかったわ。 それじゃあちょっと待ってて頂戴」
佐野「おう!」

そう言うと、律子は再びちゃぶ台に向かい、ああでもないこうでもないと呟きながら右手のペンを走らせて行く。
途中、何度か霊夢と相談を交わしながら意見を聞きつつ、書いては消し書いては消しを繰り返し、
佐野が飽きはじめて欠伸をしだした約30分後……。


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0ch BBS 2007-01-24