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1- レス

【混迷からの】Another-CU_3【脱出】


[552]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/16(土) 03:18:50 ID:???

> 《JOKER》 ???
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頼りになるイメージが中山政男という少年には固定されている。
小学生時代しかり大友中時代しかり…フィオレンティーナに所属していた頃も格別そんな印象が強かった。
実際フィールドに立った彼は、守備だろうが攻撃だろうが冷静かつ情熱的な対処で仲間をまとめていた。

しかし意外ではあるが、フィールドを離れた中山政男という少年は全くもって年相応の少年なのである。

中山「ふっふっふ…。 潜むぜぇーーーーちょお潜むぜぇーーーーー」

先ほどの『練習に水を差すのは悪い』という独り言はなんだったのか…
久々の再会となる旧友をビックリさせてやろうという気でいっぱいだったのである。

その悪戯心が自身をあのような不可思議と遭遇させようとは、中山はまさかにも考えていなかった。


中山(うん?)

グラウンドへと続く校舎裏の通り。
運動部の部室小屋が立ち並ぶ、今時分は丁度日陰となっている通路の脇…中山は一つの人影に気が付いた。
なんの気にする必要もない、見過ごしてもおかしくない普通の人影だった、少女の姿であった。
ただ……一目見るだけで分かる2つの違和感が、中山にそれ≠見過ごさせなかった。


0ch BBS 2007-01-24