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【混迷からの】Another-CU_3【脱出】
[615]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2012/06/22(金) 21:54:03 ID:???
三杉とフィッツウォルタには貴腐人的要素は皆無だった為、これは一例として挙げられた。
実際二人の関係性は知れない所だが、イタリアという国では割と見られる風景なのかも知れない。
フィッツウォルタ「なるほど…ローマで2年半過ごしていたけれど、これは初めて知ったかな。
ボクは外食と言えばピッツェリアくらいにしか行かないから。」
三杉「一応聞くけれど、気を悪くさせてしまったかな?」
フィッツウォルタ「いや、平気だよ。 知恵を働かせる会話は緊張感があって嫌いじゃないしね。
それを解って言っているキミの性格については多少辟易する物があるけど。」
三杉「フフッ、それは失礼。」
薄っすらと皮肉を利かせた会話を応酬させながら、二人はテラス席の一つに腰を落ち着けた。
すぐさま飛んでくるウェイターに対して三杉はリゾットを、フィッツウォルタはパスタをオーダーすると…
間もなくパン、オリーブオイル、バルサミコ酢、ミネラルウォーターが運ばれてくる。
フィッツウォルタ「それじゃ、落ち着いたところで早速話をさせて貰おうかな。」
三杉「そうだね。 …オジオでなく僕を指名したからには、それなりの用事なのだろう?
まして御馳走してくれるとあらば猶更ね。」
フィッツウォルタ「さっきの言葉を返すけれど、話が早くて助かるよ。」 スッ
三杉の問いに頷きつつ、フィッツウォルタは鞄から一枚の便箋封筒を取り出した。
見たところ封筒は厚めであり、かなり長文の手紙が入っている事が容易に想像出来る。
フィッツウォルタは宛名を一目確認すると、それを三杉の前へと差し出した。
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0ch BBS 2007-01-24