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【混迷からの】Another-CU_3【脱出】
[666]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2012/06/24(日) 16:21:27 ID:???
> C 「この依頼はジョアンコーチの指示なのかい?」
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三杉「この依頼はジョアンコーチの指示なのかい?」
ウェイターが空になった皿、食器類を下げていく。
きっと返す刀で口直しのエスプレッソを届けにくる事だろう。
時間はあまり残されておらず、恐らく最後となるだろう質問はこれだった。
三杉(解からない、不自然さが多い話だけれど…この依頼の発信元が誰かが判れば判断の基準は固まる。)
話の断片やフィッツウォルタの様子から、事の背景がぼんやりと形になり始めていた。
残ったピースを埋める質問がこれ≠セと信じ、三杉はフィッツウォルタをどっしり見据える。
フィッツウォルタ「ジョアンコーチの依頼で間違いないよ。 宛名の筆跡は間違いなくコーチの物だろ?」
三杉「封筒は確かにそうだね、覚えのある筆跡だ。」
フィッツウォルタ「だろ?」 ニッ
そう言って目を逸らさない三杉の発言には行間に『中身については疑っている』との意思がある。
実際に封筒と中身が別々であると考える材料は何もない。
しかし少なくとも何かある事は三杉も理解していた。
三杉はその疑念をフィッツウォルタに遠回しに伝えたのである。
そしてそれをフィッツウォルタは瞬時に理解したようだった。
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0ch BBS 2007-01-24