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【混迷からの】Another-CU_3【脱出】
[668]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2012/06/24(日) 16:24:15 ID:???
不貞腐れたような演技のかかった態度を示しつつ、フィッツウォルタは再び鞄に手を突っ込んだ。
そして一冊のノートを取り出すと、三杉の前にソッと差し出した。
それを手に取った三杉はすぐに違和感に気がつく。
表紙の裏に何かが挿んであるのだ。
パラッと表紙を捲るとそれが何かは直ぐに明らかになった。
三杉(便箋と…ポストイット? これは…)
フィッツウォルタ「それをこんな場所で読むのは勘弁しておくれよ?
一応コンフィデンシャルな資料と言っても良い代物だからね。」
三杉「あ…ああ、済まない。」
フィッツウォルタ「出来れば頭に入れた時点で燃やして欲しいくらいさ。」
三杉「ふふ、そうさせて貰うさ。」
表紙を開いた一瞬、三杉の目は便箋の方ではなく表紙の裏に貼られたポストイットの文字に集中した。
書かれていたのは『監視されている可能性が高い。』という一言。
何だか違和感のある、不自然に白を切った言動にはやはり理由があったようである。
正直今の三杉には意味するところが不明だが、恐らくそれは便箋の方に解答がある事だけは察知できた。
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0ch BBS 2007-01-24