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【混迷からの】Another-CU_3【脱出】
[780]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2012/07/01(日) 20:26:52 ID:???
> A バンビーノを信じて託す
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三杉「判った、ここは君の事を頼らせて貰うよ。」
そう言うと三杉はバンビーノへ親愛の微笑を向けた。
バンビーノも元々細い眼を一層細め、その笑みに応えた。
三杉「それじゃ、これを…。」
バンビーノ「ああ、託された。」
三杉「悪いね、借りばかり作っている。 昨日の試合だって君の計らいなんだろ?」
バンビーノ「なんの事だか? …それに、このお遣いはオレ自身の目的の為でもある。」
三杉「えっ?」
バンビーノ「Wトーナメントで是非とも昨日のリベンジをしたいって事さ。
折角の大舞台だ、お前達に借りを返すには持って来いだと思わんか?」
三杉「(プッ)ああ、そういう事か。」
冗談めいて話すバンビーノに三杉は軽く吹き出した。
恐らく半分以上本気ではあるのだろうが、それでもバンビーノの言う目的は利己的とはかけ離れている。
彼のこの辺りの生真面目な性根を、三杉は毛頭バカにする気になれなかった。
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0ch BBS 2007-01-24