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【混迷からの】Another-CU_3【脱出】


[910]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/07/07(土) 00:38:46 ID:???

>>909
選択肢に自由枠を持たせなかった事からも、少なくとも当時の私の想定の中にはありませんでした。
今更ですが、案として出されれば選択には入れた可能性は十分にあります。
個人的にはギャグの範疇に入ってしまいそうで如何なものと印象を受けましたがw(失礼)
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> クラブ5
> 《クラブ》 ミュラー「それではご一緒しましょう。」
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ミュラー「それではご一緒させて頂きましょう。」

三杉の誘いに対するミュラーの応答は明朗であった。
いつもと同じく朗らかでよく通る声で『Yes』の意を伝えてきたのである。

ミュラーも三杉同様に貴公子たる行為を自らに課してはいるが…
知恵者として人を動かすタイプの三杉とは異なり、ミュラーは真っすぐな印象を周囲に与える。
その愚直さが他者を引きつけ、協力させてしまうタイプの貴公子と言うべきか…

『小公子が成長したら、ミュラーのようになるのでは』と、そんな想像をしてしまう人物がミュラーだった。

出掛ける準備を手短に済ませ、二人は連れ立って街へと出掛ける。
いつもの通りに観光街へと向かえば、バールならば幾多と存在しているフィレンツェの街。
今日はどの種のバールを訪れるべきか、三杉は考えてみる。


0ch BBS 2007-01-24