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【混迷からの】Another-CU_3【脱出】


[947]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/07/07(土) 18:08:52 ID:???

只ならぬ単語が飛び出した事に、三杉は驚いて聞き返した。
見ると、ミュラーの表情は言うべきかどうかを迷っている人間のそれだった。
しかし彼はヤケになったかか、或いは振り切りたいと願ったか…更なる言葉を紡ぎ始める。

ミュラー「絶対に勝てないと諦めてしまった相手が居るんですよ。」

三杉「ほう……。 それはどんな奴だい?」

ミュラー「相手のチームはブーフホルツ・ソレスタルビーイング=Aその選手の名はテオドール。
      彼のポジションはスプリットエンドかテールバック…ですが、ボクのチームとやる時は
      必ずテールバックに就いていましたよ。 そうすれば必ず勝てると思っていたのでしょう…」

三杉「テオドール……。 なるほど、君にとって彼は壁で、君はそれを乗り越えられなかったのか。」

ミュラー「ええ…しかもアメフトからサッカーに移った事で、ボクは彼から永遠に逃げてしまった。
      ボクがいつまで立っても地上戦が苦手で居るのは、精神的に尾を引いているからなのでしょう。」

三杉「でも、それならば乗り越えれば良いさ…。 高い所へ行くんだ、そのテオドールが辿りつけない所までね。
    練習での協力ならば僕も惜しむつもりはない。 大丈夫、今からだって越えられる。」

ミュラー「ありがとうミスギ……。 その励ましは心に響きます。
      ボクだっていつまでも今の儘で良いとは思っていませんからね。」

三杉(良かった………。 何となく怪しい気がしてアメフトの事を聞いてみたが、ハッキリ言って正解だった。
    ミュラー自身が感じている問題点、中山が抜けた事で彼が感じている思い…全て聞く事が出来た。)

※ 三杉とミュラーの相互感情が3上昇、補正LV1になりました。


0ch BBS 2007-01-24