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【Mな感情で】キャプテン霊夢21【満ちるの】
[967]キャプテン霊夢@携帯 ◆.4VsndDQiQ
:2012/06/25(月) 03:23:23 ID:evs+gXVQ
(ここからサッカーとは余り関係のない、ストーリー関係の話が続きます。しかもかなり長いです)
外は既に暗くなっており、森の中なので星明りも見えない。
神綺が小さな光の玉のような物を出し、それを頼りに二人は歩いていく。
神綺「魔界だったら星の光だけでも十分明るいんだけどね」
神綺の口調は普段の間伸びしたものではなく、しっかりとしたものだった。
気のせいか、常と変わらない筈の笑顔も何故か少し違って見える。
神綺「んー、それにしても、夜でもそこまで寒くなくなってきたわね。そろそろ本格的に春かしら」
霊夢「うちの春妖精は既にこれ以上ないくらいに暴走してるけどね……」
神綺「元気が良い証拠じゃない」
練習が無い日には幻想郷中を「春〜!春ですよ〜!ヒャッハー!私の春を聞けーい!」
とキャラが少し変わって飛び回ってるリリーWを思い出し、思わず顔が引き攣ってしまう霊夢。
霊夢「それで、わざわざ外に連れ出してまでして、何か話でもあるの?」
霊夢の言葉に神綺は足を止め、相対するように振り向く。
その表情はやはり常よりも少し真剣なものに見えた。
神綺「……そうね。大した事じゃないけど、霊夢ちゃんに話しておきたい事があって」
霊夢「私に?」
何のことか分からずにきょとんとする霊夢。そんな霊夢に神綺は一瞬表情を崩し、
しかしすぐに真面目な表情に戻って口を開く。
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0ch BBS 2007-01-24