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【Mな感情で】キャプテン霊夢21【満ちるの】


[971]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2012/06/25(月) 03:32:23 ID:evs+gXVQ
霊夢「妖怪は人間を襲い、人間は妖怪を退治する……」

神綺「そう。例えスペルカードルールが裁定されたとしても、その形は変わらないわ。
   ……例え、実際は形骸化していたとしても」

何処か含むような神綺の言葉に霊夢は顔に疑問符を浮かべるが、神綺はそれに構わずに言葉を続ける。

神綺「これも私が思い込んでるだけかもしれないけど……。今の幻想郷は少し危うく感じるわ。
   人間と妖怪の距離が近づき過ぎている。それは決して良い事ばかりではない」

人間と妖怪の距離が近づく……それは図らずも、人間が妖怪の恐怖を忘れる事に繋がりかねない。
それが何をもたらすかは、言うまでもないだろう。多くの妖怪が幻想郷に来たのは……、
いや、来ざるをえなかったのは、人間が妖怪の、そして夜の恐怖を忘れてしまった事が最たる原因なのだから。

霊夢「(つまり、神綺は今の幻想郷の状態を危険視してるって事よね……)」

おおざっぱだが、神綺の言いたい事は恐らくそういう事だろう。だが、それならば今度は別の疑問が出てくる。

霊夢「で、でもおかしくない?それなら何で紫はサッカーなんて流行らせようとしたの?
   そんな事したって、人間と妖怪の距離を今以上に近づけるだけじゃない。
   それに、外の世界の人間を連れてきたのだってあいつだし……」

神綺「そうね、私もそこまでは分からないわ」

霊夢の疑問に対し、神綺はあっさりと首を振る。

神綺「ただ、私と紫とはそれなりに長い付き合いだから分かる事もあるの。
   紫は普段は悪戯をする事も多いけど……。事が幻想郷に関わると、
   あの子は普段からは想像もつかないくらい真面目になるわ」

霊夢「……それは確かにそうね」


0ch BBS 2007-01-24