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【南葛中】もうひとつの物語4【只今恋模様】


[340]もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/23(水) 22:27:49 ID:???
3年生の長野、岩見、高杉、小田はというと…。

長野も滝と同じように、ただひたすら自分の得意な一芸を伸ばし続けただけにすぎない。
だからこそそれを捨てることも出来ないのも事実ではある。
少しづつ通用しなくなっているこの技術…。
それでも、現界が見えるまでそれを鍛えあげる。

岩見。
最近スタメン出場が多いが、あくまでも数合わせにしか過ぎないということを自分自身が一番良く理解していた。
後輩のあゆみや山森の成長が著しい今、
かつて言われていた「大空 翼一人のワンマン中盤」の印象はとっくに無くなったといえよう。
今はいないが、井沢が帰ってくれば自分の出番は無くなるだろう。
なら、尚の事…。
『自分の力を鍛えるのではなく、他人の力を最大限に活かす』。その技術を身につけようとしていた。

高杉。
高杉もまた、岩見と同じ不安を抱えていた。
中里、石崎はともかくみなとの台頭がその不安の源だ。
ブロックは石崎、それ以外は中里とみなとが受け持つような形で自分は何一つとして活躍できていない。
彼らが持たない武器で勝負をするしかない。
そう考え、彼は大柄な体をいかしたクリアーを磨いていた。

小田。
彼は既に自分の出る幕はないと、半分引退を決めていた。
父と交わした、寿司職人になる約束…。
少しでも皆に力になれるよう、彼は今…料理の技術を磨いていた!!


0ch BBS 2007-01-24