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【南葛中】もうひとつの物語4【只今恋模様】


[585]もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/03(日) 20:12:00 ID:6oN3eqcI
中里(♀)「祐一殿…あやつ…」
祐一「ああ…対峙してわかったぜ。あいつがそのどす黒いオーラを出していた相手じゃない。
   逆に、清々しいほどの【圧倒的な暴力】ってやつを感じたぜ…。
   でも、そうなるとお前の感じてたやつってのは…」
中里(♀)「いや、今その気配は完全に消えてしまったようでござる…」

そのような会話をしている二人を置いて、あゆみはみなとの所へ駆け寄る。

あゆみ「ごめんね、みなとちゃん…私、酷いこと言って… 省23

[586]森崎名無しさん:2012/06/03(日) 22:36:10 ID:BryMKOTc
みなとを叩いて叱る

[587]森崎名無しさん:2012/06/03(日) 22:43:30 ID:JwPC6lZw
みなとの、さっきと逆の手の甲に軽く口付け

[588]もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/03(日) 22:50:30 ID:6oN3eqcI
特に相反しているわけでもないので、両方の行動をとらせて頂きます。

>>みなとを叩いて叱る
>>みなとの、さっきと逆の手の甲に軽く口付け

つかつか…

中里(♀)「祐一殿?」

祐一はみなとが投げた言葉に敏感に反応し、みなとの脇へ歩み寄る。
そして…

祐一「みなと…ごめんな」

と謝ったあと、みなとの頬をピシャッっと叩いた。

みなと「えっ…」
あゆみ「せ、センパイ…!?」
省8

[589]もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/03(日) 22:55:18 ID:6oN3eqcI
みなと「で、でも…あゆみ先輩は…さっき…!?」

その言葉が言い終わる前に、祐一はさっきあゆみにやってあげたように優しく抱いてあげる。
父が娘に、愛情を伝えるように…

祐一「もう一度…ゆっくり、あゆみちゃんの言葉を聞いてみろ。
    じっくりと目を見て、だ。嘘か本当か、目を見ればわかるだろ?」

みなと「…」

祐一「それと、左手…だしな」

みなと「は、はい…」

スゥっと出した左手に先程ヒロトが行なったように… 省13

[590]もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/03(日) 23:00:12 ID:6oN3eqcI
あゆみ「さっきの言葉…ごめんなさい、みなとちゃん。
     私…言葉の意味、誤解してて…」

みなと「…」

あゆみ「先輩後輩の関係って言ったけど…
    違う、そんなんじゃない!
    上手く言えないけど…
    わ、わ…私も!!」

そう言ってあゆみはみなとの左手を取り、その甲にキスをする。

みなと「あ、あゆみ先輩…!?」

あゆみ「好きに呼んでいいのよ…『みなと』。
    私も、あなたを守ってあげるから… 省6

[591]もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/03(日) 23:04:14 ID:6oN3eqcI
先程の涙とは違った涙を流しながら、ガバッとあゆみに抱きつくみなと。
それらを見ていた中里(♀)は、少しバツが悪そうに言う。

中里(♀)「先に戻って準備をしているでござる…
      祐一殿は、二人が落ち着いたら一緒にくるといい」

祐一「すまないな、中里…」

中里(♀)「なぁに。久しぶりに、『絆』という良い物を見せてもらえたでござるからな…では!!」

シュパッ!!とその場からいなくなる中里。

祐一は抱き合っている二人を見たあと、天を仰ぐ。
省25

[592]もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/03(日) 23:13:20 ID:???
ちょっとリアルに休憩してから、
休憩→午後の特訓パートに移りたいと思います。

ほぼ最善ともいえる行動で、なんとか最悪のパターンを逃れられてよかったです!
考えようによっては、みなとの強化…といえば強化ですし。

それでは、また後ほど。

[593]森崎名無しさん:2012/06/03(日) 23:26:07 ID:???
みなとがあのチームに入ることになったとしたらリストラされるのはたぶん西垣だろうな・・・

[594]もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/04(月) 00:46:33 ID:JmEKMlCs
あゆみとみなとが泣きやみ、落ち着いた頃合いを見計らって他の選手と合流する祐一達。

石崎「お前ら3人で何やってたんだ、この、この〜!」
来生「祐一!お前のおかずねーから!」
滝「お前は一体何を言っているんだ」 (←だが止めない

中里(♀)「(この3人にはとくに気づかれてないようで御座るよ)」
祐一「(あ、あぁ…ありがとな、中里)」

あゆみ「あら、本当にセンパイのおかずがないですね…」
みなと「ねーねー…先輩におかず分けてあげようよ」 省15

[595]もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/04(月) 00:50:33 ID:JmEKMlCs
あゆみ「あ、じゃあ今度は私の番ですね!
     はい、センパイ!あーん…」

祐一「あ、あーん…(いや、連続で入れられたらご飯食べられないって!!)」

パクッ。

むぐむぐ…

祐一「ふ、ふだんよりおいしくかんじるなー(棒」

あゆみ「やったね、みなとちゃん♪」
みなと「うん♪」

中里(♀)「さっきまでのはなんだったんだか…やれやれでござるな…」
ネイ「(どうやら、雨降って地固まるってやつのようだな。 省17


0ch BBS 2007-01-24