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【自重しろ】ライ滝第二二話【ビッグワン】
[961]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA
:2012/06/27(水) 23:02:23 ID:???
協会が指定した試合場所は、ローマの郊外に位置する閑散としたサッカーグラウンドであった。
芝は荒れ果てスタンドもボロボロ。人の気配もしないそこはとてもサッカー協会が使用するようなグラウンドには見えない。
ランピオン「グラウンドってよりはまるで墓場だな……」
???「その言葉は間違っちゃいない。お前らにとってはここは墓場も同然だからな」
周囲を見渡しながらランピオンがそんな事を呟いていると、彼らとは反対側の入場口から対戦相手と思しき一団が姿を現した。
ジノ「……君達が協会の寄越した僕達の対戦相手かい?」
???「ああ、そうだ」
先頭に立つリーダー格らしい選手はジノの問いを肯定し、ニヤリと獰猛な笑みを浮かべる。
???「オレ達と当たる事になるなんてお前らも運がなかったな。今なら尻尾を巻いて逃げ出したって構わないんだぜ?」
ランピオン「なんだと?」
マルコ「こんにゃろー! 馬鹿にしやがって!」
マリーニャ「俺たちだって腐ってもユース代表だ! お前らみたいな妙な集団に怖気づくほどフヌケちゃいないぜ!」
あからさまにこちらを小馬鹿にしてくる相手に怒りを露わにする旧イタリアユース。
その様子に、リーダーらしき男は更に笑みを深める。
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0ch BBS 2007-01-24